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現代と古代エジプトを舞台とする 3000年の時を経た恋と歴史ロマンの物語。 もう何年読んできただろう。 現代人の英知と可憐な容姿を兼ね備えたキャロル。 読み始めたときは20世紀を生きる人としての英知を備えた娘とあったわけだが、 現在、21世紀の娘になってしまったもの。 ナイルの水底深く沈んでは現代に戻ったと思うと、 またエジプトにタイムスリップする。 若き王、メンフィスとの愛に生き、エジプトの地に生きる決意をするものの、 物語は簡単には終らない。 もう飽きるほど同じパターンの繰り返しを読んでいるような気もする。 コミックを買い続けている娘は、 「もういいわ。最終巻だけ読んだらええと思う」といい始めた。 それでも、私は熱心に読み続けている。 メンフィスを慕うが故にキャロルを憎むアイシス、 キャロルを我が物にとねらう諸国の王族などがいて、 なぜか、キャロルは静かにメンフィスのもとで暮らすことができない。 幾度と無く危機に直面しながらも、逃れえて 今までお話が続いてきたわけだが、 少し、読者にあらが見え出した。 それでも、毎回読んでしまうのはなぜ? カッコよい殿方が大勢登場するからか。 キャロルをねらう諸国の王子たちの中にもいるし、 もちろん、メンフィスは言うまでもない。 仕える主君に対して、どこまでも忠実な部下もけっこう魅力的だ。 キャロルはまた、この巻でもメンフィスに会えなかった。 キャロルの可愛がっている小さな小さな子ギツネは 燃え盛る火の海から助け出されるのに… ヒッタイト帝国のイズミル王子の運命やいかに…。 54巻をまた、読まなくちゃ。 |
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